- パンダスタジオ岐阜 岐阜製版が運営するビデオスタジオ - http://gifu.pandastudio.tv -

スナップ写真マスターになろう! プロの秘訣 Part.2 
〜基本構図を身につけよう〜

スナップ写真マスターになろう! プロの秘訣 Part.1 ~カメラマン最大の失敗とは何か!?~

誰しも「写真を上手に撮れたら」と思う瞬間はあるはずです。しかし,写真を撮ってみると,「・・・何か違う」「あぁ,あの時はあんなに美しい景色で今も脳裏に焼き付いているのに,この写真は何?」「もっと私の子供(恋人)はかわいかったはず! でもこの写真は・・・」となることもしばしばありませんか?
そんな悩みを少しでも解決したい! という一種の義務感が突如沸き上がり,パンダスタジオ岐阜のカメラマンとして,ちょっとしたコツを伝授したいと思います。

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★

前回は『心構え』と『カメラマン最大の失敗 [1]』ということをお話ししました。
それでは,あーだこーだ言う前に,手っ取り早くそれなりに上手に撮れる方法をお話しします。
技術的に『これは失敗』ということはあるのですが,それらはまたの機会にお話するとして,今回は2つの構図を学んでいただきます。

2つの構図,それは
●シンメトリー法,またはシンメトリー構図
●三分割法,または三分割構図
です。読んで字のごとくなのですが,それぞれ,事例を挙げてご説明します。

【シンメトリー法】
シンメトリー,つまり左右対称,もしくは上下対象な構図です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA [2]
またしても掛川花鳥園 [3](笑)。楽しいですよ,掛川花鳥園 [3]。岐阜からはちょっと遠いのでなかなか行く機会がないんですよ。
まぁ,それは置いておいて。
この写真は体を中心に左右対称ですね。

こちらはオーストラリア旅行の写真。
Part2_002 [4]
これも,小道を挟んで左右対称ですね。

このように,左右対称,あるいは上下対象の構図をシンメトリー法と言います。
ロケーションや被写体にもよりますが,安定した構図で仕上がります。

【三分割法】
最近のデジカメは,ファインダーにグリッドを表示させる際,縦横2本ずつ,均等に線を入れる事ができるものが多々あります。まさしく三分割法で,画面(仕上がりサイズ)を縦横三分割し,そのラインに被写体を配置する構図です。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA [5]
またしても掛川花鳥園 [3]
手前のフクロウを右下の三分割ラインへ,奥のフクロウを左上の三分割ライン付近へ配置しています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA [6]
こちらも左右の三分割ラインへ乗せています。

こちらは従兄弟の結婚式場でのスナップ。
Part2_005 [7]
こういう物撮りも上手に撮りたいですよね。
メインのボードを右の三分割ラインいっぱいに,奥にはマスコットを三分割ライン付近へ配置しています。

もっともオーソドックスなのがこちら。
こちらは新婚旅行で行った,モンサンミッシェル。
Part2_006 [8]

ちょっとズレましたが,地平線を上の三分割ラインへ,モンサンミッシェルを左上の三分割ラインへ。
Part2_007 [9]
こちらは空メインの構図。
こちらもズレていますが,地平線を下の三分割ラインへ乗せています。
こういうスナップはこのように,
Part2_008 [10]
被写体(この場合モンサンミッシェル)を真ん中へ持ってくる方が多いと思いますが,プロの間では『日の丸構図』などと言われる構図で,つまらない構図の代表例です(まぁ,シンメトリーと言えなくもないのですが・・・)。

この2つがセオリーだと思ってください。印象的な構図はここから工夫が必要ですが,とりあえず,何も考えずともこの構図で撮影できるようになりましょう。

そういえば,先ほど日の丸構図の話をしました。シンメトリー法はそれに陥りがちですが,そうならないための複合技をご紹介しましょう。

先ほどのこの写真。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA [11]
フクロウの目はどこに配置されていますか?
そう! 上の三分割ラインへ乗せています。

この小道の奥はどこへ続いていますか?
Part2_010 [12]
そう! 下の三分割ラインへ乗せています。

つまり,シンメトリー法は基本的に三分割法とセットなのです。

押さえておくべき構図は,

被写体を中心に左右あるいは上下対象のシンメトリー法

画面を三分割し,そのラインへ被写体を乗せる三分割法

を覚えましょう。

スナップ写真マスターへの第一歩。
瞬間的に,シンメトリー法や三分割法で構図が取れるようになりましょう。

ちなみに,業務で・・・。
写真を1枚物で使われる事は極めて少なく,デザイナーがトリミング(画像の左右上下をカットし,自分の好きな構図で仕上げること)するので,きわどい構図はNG,左右上下に余白を作り,トリミングしやすい状態でシャッターを切ります・・・(涙)。

地元岐阜を中心に活動する動画・映像制作会社のパンダスタジオ岐阜。
スタジオ見学,お問い合わせは,パンダスタジオ岐阜の葛谷まで。

[記事・撮影:パンダスタジオ岐阜 葛谷]