PANDA STUDIOパンダスタジオ岐阜

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スナップ写真マスターになろう! プロの秘訣 Part.4 
~カメラを傾けて撮影してみよう~

誰しも「写真を上手に撮れたら」と思う瞬間はあるはずです。しかし,写真を撮ってみると,「・・・何か違う」「あぁ,あの時はあんなに美しい景色で今も脳裏に焼き付いているのに,この写真は何?」「もっと私の子供(恋人)はかわいかったはず! でもこの写真は・・・」となることもしばしばありませんか?
そんな悩みを少しでも解決したい! という一種の義務感が突如沸き上がり,パンダスタジオ岐阜のカメラマンとして,ちょっとしたコツを伝授したいと思います。

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ずいぶんご無沙汰しました。パンダスタジオ岐阜はメッセナゴヤ2014に出展したのですが,その準備等,いろいろありまして・・・。
そうそう,お隣のブース『小林生麺』様の『グルテンフリーヌードル』は大変美味しかったです。すっかりファンになりました。
そして何より,今は出雲へ出張中。今回は出雲よりお届け致します。

さて,前回は『カメラを横に構えるか縦に構えるか』ということをお話ししました。
●基本的な考え方として,『タテ長な被写体はタテ位置』『ヨコ長な被写体はヨコ位置』
●そうはいっても,タテ・ヨコ押さえるのがベスト。
●素早くタテ・ヨコ押さえられるとプロっぽい(笑)
でしたね。

今回は,『傾き』を考えてみましょう。
ちょっとずつ高度になっていきますよ。

まずはこちらをご覧下さい。
シカゴの展示会視察へ行った際,船上から撮影した写真です。
Part4_001a
ほぼ水平が合っています。

ではこちら。
Part4_001b
さっきの写真に対し,3度傾けました。
微妙に傾いているのがお解りでしょうか?
この『微妙な傾き』が『何だか分からないけれどヘタクソ』に見える原因の1つです。
構図や写真のタテヨコをお話ししましたが,『根本的に残念』な写真というものがあります。
私の意見として,原因は3つあると思っています。
●ピントが合っていない
●極端に露出が合っていない
●変に傾いている
この3つがそれだと思っています。
ちなみに,上から順位重要事項です。

では,傾いている写真が全て失敗か,というとそうでもありません。
むしろ,はっきり言って私は傾けて撮るのが好きです。

では,こちらをご覧下さい。
Part4_001c
最初の写真いたいし,約10度傾いています。
実はこの時,町並みはもちろん,空模様を撮りたかったのです。
カメラを傾ける事により,空をよりたくさん写せましたし,船上という不安定さも醸し出せました。

つまり,
傾いた写真を撮るならば,思い切ってカメラを傾ける
事が大切です。中途半端が一番良くありません。
ついでに,この写真は・・・
Part4_001d
というカラーグレーディング(color-grading)を行って完成です。
夕暮れ時を,非日常的に表現してみました。
このように,制作者の意図を理解し,色をコントロールする事を,パンダスタジオではカラーグレーディング(color grading)と呼んでいます。
カラーグレーディングについては,また後日にでも。

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話がそれましたが,もう少し例をお見せしましょう。

おなじみ,掛川花鳥園。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
くちばしを強調したかったのと,傾ける事により,首を傾げているようでかわいい感じを演出しました。

こちらはオーストラリア旅行。
Part4_003
列車を少しでも長く見せるため,列車を対角線へ配置しました。
露出アンダーは雲と空の色をはっきり出す為です。

こちらは従兄弟の結婚式。
Part4_004
新婦のブーケトス。後ろ向きに投げ,どこに飛ぶか分からないという不安定感を演出しました。
また,傾ける事により,放物線で飛んでいくであろう,と感じさせられるよう演出しました。

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このように,意図的に傾けて撮影するのはよく使います。
ただし,水平・垂直を合わせた写真は,非常に安定感があり,素晴らしい写真に仕上がります。傾かせるだけが良いわけではありません。
Part4_005
これなどは,歴史ある建造物の重厚感が出ています。
『どっしり感』を出す為には,水平・垂直を合わせる事が基本です。

スナップ写真マスターへの第一歩。
傾いた構図は作品に意図を持たせる有効手段。ただし,微妙な傾きは失敗作の原因。
思い切って傾けてみましょう。
また,安定感を出す為には,水平・垂直を合わせる方が良い。

タテヨコの時と同様,これも両方押さえておくのがベスト。撮影した時は傾けていい感じと思っても,見比べてみると案外水平垂直が合っている方が良いというケースが多々あります。
また,ササッと両方押さえられるとプロっぽいです(笑)。

ちなみに,業務で・・・。
よほど自信があるショットであろうと,タテ・ヨコと同じく,基本的に水平・垂直を合わせた写真と,傾けた写真の両方押さえます。

地元岐阜を中心に活動する動画・映像制作会社のパンダスタジオ岐阜。
スタジオ見学,お問い合わせは,パンダスタジオ岐阜の葛谷まで。

[記事・撮影:パンダスタジオ岐阜 葛谷]

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担当:山内輝美雄

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